春日部市で優しい歯医者さんをお探しなら|やまもと歯科

歯の豆知識 TIPS

歯根破折の原因と対処法

2018年12月26日 (水)

カテゴリー :

歯根破折の原因と治療方法について

歯根破折は、歯の根が折れたり割れたりすることを指します。歯の根が割れると、ほとんどのケースで抜歯が必要です。そのため、原因を知っておき対処することが大切です。ここでは、歯根破折の原因と治療法について春日部市、武里の歯医者、やまもと歯科が分かりやすく解説いたします。

 

◆歯根破折の原因

歯根破折は、根管治療で神経を取り除いていたり、劣化した歯質であったりするところに、食いしばりや硬いものを食べる、噛み癖などによる力が加わることで発生します。そのため、定期的な歯のメンテナンスと硬いものを食べたり食いしばりを予防したりすることが重要となります。

 

◆歯根破折の治療法

歯根破折の治療法は、大きく次の2つに分けられます。

 

・復元して再植

根が割れた歯を抜き、歯科用接着剤で復元してから再植する方法があります。これは、すべての事例に適応できるわけではありません。

 

・抜歯後に人工歯を入れる

抜歯して人工歯を入れることで、口腔機能の低下を抑えることができます。人工歯には、入れ歯やブリッジ、インプラントなどがあり、患者さまの考え方や予算、口腔内の状態などに合わせて選択します。入れ歯には金属のクラスプがついており、歯に引っかけて固定するのですが、違和感が生じる場合があります。

 

ブリッジは、隣の歯に橋をかけるように人工歯を入れる治療法です。健康な歯を削ることになる場合もあるため、できるだけ避けたいという患者さまもいらっしゃいます。やはり、人工歯であれば、インプラントがおすすめです。歯の土台を歯茎に埋め込み、その上に人工歯を被せるため、しっかりした噛み心地となります。

 

食事や会話などへの支障もほとんどないため、抜歯した場合に適用する人工歯としては最適と言えるでしょう。ただし、費用が高くなるため、十分に検討したうえで選ぶことが大切です。

 

◆まとめ

歯根破折は、もろくなった歯に強い力が加わることで起こります。そのため、歯をもろくしないことと、強い力を加えないことが予防に繋がるのです。根管治療を受ける必要がないように、定期検診を受けて虫歯を早期発見することが大切です。また、歯ぎしりなど力が加わる原因がある場合は、適切な処置を受けましょう。歯根破折は、多くの場合に抜歯が必要となるため、できるだけ予防することを意識してください。かぶせ物がとれたり何となく違和感があったりする場合は歯根破折の可能性があるので、春日部市、武里の歯医者、やまもと歯科にお越しください。

お問い合わせ CONTACT

  • 048-735-8148
  • WEB予約
  • アクセス